譲渡していただいたハイジ改め楓が、死亡しました。
うちに来てからは、みるみる活発になり、突然走り出したり、先住犬とじゃれたりして、若い犬達が引いてしまうほどでした。
お肉が大好きで、甘いものに興味がなくて。
お肉だけのウェットフードにはがっつくけれど、お肉にさつまいも入りのウェットを出すと真顔でこちらを見つめてきて……あの顔は今でも忘れられず、思い出すと笑えてしまいます。(笑)
最後は寝たきりが続いたものの、血液検査なども値は良好で、主治医を驚かせました。
死ぬ前日の夜も、最期を予感させる状態ではありましたが、口元に鹿のレバーを持っていったところ、自分で口を開けて食べました。
本当に最後まで食べていました。
譲り受けてから1年8ヶ月、アニプロさんが愛護センターから保護されてからは、5年になると思います。
うちに来てからは数字にするとたったの2年弱ですが、もっと長い間いたような気がします。
シニア犬を引き取っても、ずっと一緒にいたような気持ちになるのだと、過去の譲渡先飼い主様のお声を聞いてはいましたが……本当にこういう気持ちになるんだな。と、実感しています。
濃くて、しあわせな2年でした。
楽しい時間をいただきました。
譲渡してくださり、本当にありがとうございました。