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2025.04.09

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「ペコ」に手術・治療費を! ペコ応援クラウドファンディング(7月31日まで)

ペコ応援クラウドファンディング(7月31日まで)

 達成希望金額 100万円(手術費相当額)

 

🐶 ご寄付の手順

① 1口1,000円より下記口座宛にお振り込みください。
 ※振込依頼人名は「ペコ+お名前」とご入力ください。例「ペコ マナヅルハナコ」
■ゆうちょ銀行 【記号】10940 【番号】13343431 【口座名】シャ)アニプロ
■他金融機関から ゆうちょ銀行 【店名】〇九八(読み ゼロキュウハチ)【店番】098【預金種目】普通
・・・・・・・ 【口座番号】1334343【口座名】シャ)アニプロ
■みずほ銀行 【店名】横浜駅前支店【店番】292【預金種目】普通【口座番号】4019614【口座名】シャ)アニプロ

②ご寄付くださった旨、メールにてご連絡ください。
返礼品として、2026年アニプロオリジナルカレンダーを12月末までにお送りいたします。
ご希望の方は、ご住所・ご氏名をお知らせくださいませ。

メールアドレス: info@ani-pro.org

🐶 ご寄付の明細と進捗はHP上にてご報告いたします(お名前を頭文字にてご紹介)。
🐶 ペコに走る喜びを味わってもらいたい! 皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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ペコ保護の話(長いですがぜひお読み頂ければ幸いです)

◆アニプロに来た障害犬「ペコ」

ブリーダーから保護した子たちの中に、障害のある子がいました。
足(脚)が伸びない。
お座りは出来ても、腰を上げることが出来ず、移動するにはガニ股のように下半身を這わせて歩く。
純血種ポメラニアン 2歳の小さな女の子。
獣医にてすぐに診察、内方脱臼、後ろ両足が パテラのグレードⅣ ……重症でした。

 ※パテラ(膝蓋骨脱臼)とは:
  後ろ足の膝のお皿=膝蓋骨(しつがいこつ)
  が、正常な位置から外れてしまう症状です。

産まれた時からなのか? 産まれた後になったのか?
この子がいつからこうだったのか、私たちにはわかりません。
そして、いったいどれほどの月日を、この状態のまま放置され続けてきたのかも分からない。
ですが、こういう子も産まれてくるのです。


産まれてきて、今を一生懸命に生きている。みんなと同じです。

「生きていてよかった・・・」 

私たちはこの子に「ペコ」という名前を付けました。

 

◆「ペコ」医療へ、回復への闘いの日々へ
後ろ両足 パテラ グレードⅣという、非常に深刻な状態。

獣医師と相談を重ねました。
手術適応外かもしれないが、やってみますか?と獣医先生に言われ、
大学病院で精密検査を行いました。
『手術適応』 手術をすれば「治る可能性がある」という結果が出ました。

 

まだ2歳。これからの子だ。元気に走らせてあげたい。

長期間の放置により骨は変形し、靭帯は伸び切って張力を失い、股関節との関係も調整しなければならない。
一度にいくつもの手術を組み合わせなければならない大手術になる、と先生は仰いました。
じん帯を切り、骨を削り、筋肉も削り、膝蓋骨を元の場所に戻す。ずれるので固定でインプラントも挿入する。

説明を受け、この大変な手術をお願いしました。

 

◆「ペコ」大手術を受けました。

小さな「ペコ」は、先生たちのお陰で、最初の難関である大手術を乗り越えて、無事に退院しました。



大手術となるため、病院では予めチームを作ってくださいました。
両足の複雑なこのオペを、大勢で長い時間をかけ、その日のうちに全て終わらせてくださったのでした。

◆「ペコ」リハビリ&治療生活の始まり

退院と同時に、リハビリと定期的な通院の生活が始まりました。
治療のゴールはこの先1年に及ぶ、長期になる見込みです。
手術では、長期間の脱臼で変形してしまっていた骨を大きく削っていたり、伸び切って張力を失った靭帯を短く切り繋いだり、筋肉と靭帯を本来の位置に固定するため骨の上に何本ものインプラントを入れたりしている…という事でした。また、手術前の悪い状態ながら成り立たせていたバランスを、今回大きく修正した事により、新たに股関節脱臼のリスクが生じている、再脱臼のリスクがある事などなど。
術後のケアには細心の注意が求められました。

退院後しばらくは絶対安静。その後も通院・検査を行い、経過観察の日々となります。
また、最終的にはインプラントを抜く手術があります。
絶対安静の生活をしながら、日常的なリハビリ、ケアの日々は始まったばかりです。

 

◆「ペコ」の手術費用、及び治療費を!

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◆私たちの願い

重篤な傷病をもってしまった犬がいた。
治療もしてもらえぬまま、捨てられた。
頼る者もない、弱い立場の「命」にふりかかる現実と非情。

でもペコはアニプロに来た事で治療に繫げる事ができました。
ペコはラッキーわんこです。

…知ってください。
そんな絶望的な状況が、動物保護の現場には今も変わらずあるのです。

捨てるのは人、ですが助けるのも人。
適正な医療を施し、きちんとケアすることさえできれば、動物としての健やかな日々
を取り戻し、幸せを実現することが出来る。
そのために、同じ願いを持った、より多くの善意を集める事ができれば、大きな力となって、困難な障害も乗り越えることが出来るはず。

そんな希望を託したプロジェクトとして、このクラウドファンディングに挑みました。
プロジェクトが成功し、いつかここにペコの走る姿をご報告できたら、その成果はより多くの希望を生み、動物保護活動の可能性はさらに力強く広がるものと信じています。

 

     
一般社団法人アニプロ
https://www.ani-pro.org/