職員さんから高齢で寝たきりのバーニーズが収容されるというご相談をいただき、すぐにお迎えに行きました。
『諦めるな!』引き出し→獣医先生へ→帰宅
『おうちだよ!センターじゃ無いよ。仲良くやろうね、もう何も心配しなくて良いんだよ』
犬達は分かっています、特にシニアの子はみんな何もかも察して理解をしているのです。
飼い主に捨てられてしまった事、飼い主さんも諦めて放棄してしまった事、犬もそれを察知して諦めてしまうのです。
アニプロ一人でも、抱っこできて持ち上げられたので大丈夫!大丈夫だよ!
毎日のお尻洗い、落ち着いたら先生の所で再度精密検査になります。
40キロ近くある体重で、前足は骨折か何かを放置したのか?曲がったまま固まってしまっていて、真っ直ぐに伸びません。
これでは大きな体を支える事はできません
えらいね、えらいぞ頑張ってきたんだね。
体を支えてやり少しずつ自分で立てるようにリハビリを開始です。
ずっともう10年以上に渡り、こういう子達を連れてきていますので、とにかく諦めさせない事!は必須で、可哀想とかなんて思わない。
可愛い、偉いな!とにかくとにかく元気にご飯食べてくれれば良い。
センターでは24時間みることができません。いつもご連絡くださる職員さんには感謝です。
職員さん達もなんとかしようと模索していますができることとできない事があるのが行政職員の限界です。
そして、保護してから、短時間でここまで目力が戻ってきてくれました。
オシメは犬用ではサイズは合わず人用の一番大きなサイズが入りました!
もう大丈夫大丈夫。
最期まで一緒にいるから。
もうどこにも行かせないから、安心しなね。
シニア犬がいろいろな事情で飼い主さんと離れる事は見ていてもとても切ないのですが、そういう子達を諦めない。
が、アニプロがずっと継続してきた活動です。
名前は小夏にしました。
小夏を連れてきてやる事ができました。
いつもスタッフさん始め、職員さん、アニプロを応援してくださっている方たちに感謝です。